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キャラは可愛くてもアクションあり!怖さあり!のおすすめ漫画『怪物事変』

今回はこちらですね!現代にて魑魅魍魎が跋扈する世界を舞台とした『怪物事変』です!

妖怪は日本独自の怪物で、風情があっていいですよね~。

漫画としては『ゲゲゲの鬼太郎』を始めとして『うしおととら』『地獄先生ぬ~べ~』『ぬらりひょんの孫』などが伝統的な妖怪を扱うものとしては有名どころですかね。

もちろん他にもサブストーリーに含まれていたり、オリジナル設定で独自世界観を創られていたりと、ここを掘り下げるだけでも話がつきません!

それではあらすじいってみましょう!

探偵の陰神 鼓八千(いぬがみ こはち)は家畜が死に、しかも一晩で腐乱死体となってしまう奇妙な事件の解決を依頼され、片田舎を訪れた。

そこで周囲の人から泥田坊と呼ばれてぞんざいな扱いを受ける少年、日下 夏羽(くさか かばね)と出会う。

夏羽はその感情表現の少なさからか周囲から孤立していたが、鼓八千は夏羽に興味を持ち、滞在する間の身の回りの世話を依頼する。

少しずつ打ち解ける二人だったが、夏羽はとある出来事から自分が人ならざる者であることを自覚してしまい――

はい!ここまで!

序盤も序盤のところで切らせていただきました!

この辺で控えとかないと第一話が楽しく読めないんですもの。すいません。

 

ここから先はちょこっとしたネタバレも交えつつじゃないと説明しにくいとこもあるので、大嫌いな人は読まないでくださいね。

でも、基本的には肝心なところはいつも通り全部ぼかしていっちゃいます!

 

ストーリーとしてはこの夏羽くんと、鼓八千さんの触れ合い。他の妖怪仲間との友情。そして全員を巻き込んだ人間界の存亡にも関わる大きな事件へと話は展開していきます。

登場する妖怪たちはほとんどが人のカタチをとっており、人間と共存するように生活をしています。
夏羽くんは中学生くらいの設定で、他の妖怪たちもそれに合わせるようにそれくらいの年齢のキャラが多いですね。みんな可愛いですよ!

とは言っても妖怪ものなので、人外の存在の恐ろしさが描かれるところもあります。そこは覚悟しといてください。

可愛いキャラと恐怖のエッセンスの絶妙なバランスもこのお話のいいところですね!

それではかぷり的おすすめポイント行かせていただきます!

キャラが可愛いです!

 

中学生という設定のためか、素直な思春期の少年少女が多いのがこのお話の特徴です。

主人公の夏羽くんはまん丸の目の可愛い少年ですし、後に夏羽くんと友達になる蜘蛛の妖怪の織(しき)くんも、女の子と見間違うばかりの雪男子の昌(あきら)くんも、皆可愛いんですよね~。

見た目ももちろん、友情に、人との距離感に、本気で悩む姿がもう可愛くて!かぷりにとってはもうヨダレものでした!

 

 

そして、その中でもかぷりのイチオシなのは夏羽くんの敵側の女の子の紺(こん)ちゃんです!

この子がすごく美少女なんですが、ちょっと世間ずれしてないというか常識外れなところがあります。

そんな彼女が敵である夏羽くんと仲良くなってしまい、お互いに恋愛感情などに鈍い二人がつかず離れずでやりとりしているのを見ているとどぎまぎさせられちゃいます!

そして、その二人の関係のために悲しい目にあってしまうことにもなるのですが…………その辺はぜひ本編でお楽しみを!

少年向けだけれど、しっかり骨太な悪役と妖怪雰囲気

 

ここまでにも書いたとおり、このお話の対象年齢はやはり10代前半~後半くらいなんです。

しかし、敵の悪辣さや妖怪たちの人間と違ったシリアスな設定は、ビシバシとこちらの感情を揺さぶってきます。

第一話の夏羽くんの設定も割とシリアスな感じですし、敵側の狡猾な罠や非道なやり口は大人でも恐怖や憤りを感じると思います。

また、あちこちにさらりと人食いのくだりや人間の醜さなども描かれていて、妖怪ものの醍醐味の一つでもある少しダークな雰囲気も十分に味わえる良作となっています!

 

終わりに

 

いかがだったでしょうか。

かぷりも不思議生命体なせいか、妖怪ものってなんだか思い入れが強いんですよね。

まだまだ連載中で続きが楽しみな今作でした!

かぷりは藍本松先生を応援しています!