かぷりちょーそ
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作者つながりで読んでみた Z-MAN~職業・殺し屋でトリップした話

最近かぷりは「Z-MAN」をおすすめされて読んでました。
30年近く前の漫画なので知らない方のためにまずはあらすじを。

遠い未来、人類は地球から生命力(アバス)と呼ばれるエネルギーを発見し、その力により、人工生命体“イーデア”を誕生させた。

そして彼らの管理の為に意思を持った超巨大コンピュータ“MOTHER”を設置。“MOTHER”の管理下、人類・イーデアは共に更なる文明の発展を目指していた。

しかし、突如として“MOTHER”が狂いだし、地球上の全イーデアが人類に牙を剥く殺人鬼と化してしまう。

人類はこの危機を乗り越える為に全イーデアの機能を停止する、対イーデア独立停止ユニット“Zイレイザー”を作動。

しかし、狂った“MOTHER”はそれを阻止する為に生命力(アバス)を暴走させ、“Zイレイザー”と衝突。文明は崩壊し、地球の半分が砕けた。

そして千年後…

荒廃した地球は邪進化悪魔(イーデア)が人を襲い、喰らう暗黒の世界と化していた。とある邪進化悪魔(イーデア)に襲われる少女ヤティマ。

彼女の助けを求める叫びに応えるかのように、突如として石柱から少年が現れ、彼女を救う。その胸には伝説の“Z”の刻印が浮かんでいた。(wikiより引用)

色々造語が多くて分かりにくいかと思いますのでざっくりイメージで言いますと、崩壊した未来!暴力で支配しようとする敵!虐げられる貧しい民衆!そこに現れる救世主!

つまり、少年が主人公の北斗の〇です(個人の感想です)。

掲載誌が当時日本一熱い(厚い)少年漫画誌を標榜していたガンガンなだけあって、主人公の少年ナナシは熱いハートと愛と勇気で次々に強敵を打倒して行きます。

愛を語るシーンが多いのも特徴で、その愛パワーは無限大。ラストはあの石破ラブラブ天驚〇も真っ青な決め技を放っちゃったりもします。

まさしく王道少年漫画と言ってもいいでしょう。

かぷりはすっかり感動しまして、そうだよね!愛だよね!

人間って素晴らしい!ざ・わーるどおぶらぶ!などと読後感を味わっていたわけです。

そして、同じ作者つながりで作品を探して見つけたのが「職業・殺し屋」でした。

あの素晴らしい愛を語った西川先生の次なる作品はどんな話だろう!そう胸を躍らせながら読むと……

 

 

 

どうしちゃったんですか西川先生。

 

 

 

落差が激しい。あべのハルカスからのフリーフォールでもくらった気分。

何はともあれ、職業・殺し屋の紹介にいかせていただきます。

あらすじ
インターネットのアンダーグラウンド(通称アングラ)と呼ばれる場所に存在するホームページ「職業・殺し屋。」。

そこでは依頼者から提示された依頼料を基準に最も安い値段で競り落とす(ただし無料は厳禁)逆オークションと呼ばれるシステムを使い、依頼者からの殺人依頼を請けている。

奴らは「大金」に興味はない。

逆オークションで獲得したちっぽけな依頼料のみをもらい、殺人という快楽を求めるだけの卑しい闇の住人なのだから…。(wikiより)

職業・殺し屋は青年誌のヤングアニマル嵐、ヤングアニマルで連載された作品です。

逆オークションというのが分かりにくいかもしれませんが、早い話が「一番安い金額で依頼を引き受けるのは誰だ?」というオークションです。

それだけなら単なる値下げ合戦みたいなものですが、特筆すべきがその安さ!

殺しというリスクの高い仕事にも関わらず、100円、10円、あまつさえ1円で殺しが遂行されたりします。

悪党が缶ジュース以下の値段で殺されることを知って驚愕するのを見るのは、ある種の変なカタルシスがあるので、好きな人は病みつきになるかもしれません!

この安さには理由があり、あらすじにもあるように、ここに出てくる殺し屋はほとんどが己のために殺しをしたいだけで、このサイトはある種の理由付けでしかないんですよね。

ある人は性的欲求のため、ある人は自分のストレス解消のため、ある人は自分の武術の技を磨くため、ある人は自分の理論を試すため……ぶっちゃけ、イカレてる人たちばかりです。

内容としてもセックス&バイオレンスを地で行くようなお話で、全編に渡ってエグい殺し方とセックスで満載です。

内容があまりにあまりなもので、有害図書に指定されたこともあるそうで。

 

 

この二つが同じ作者の手による作品……

かぷりは始めは似た題名の本を間違えて選んじゃったかな?と思いました。

絵柄は確かに同じ西川先生なんです。

ただし内容があまりに差があります。

でも、職業・殺し屋も読んでいくうちにずぶずぶはまっていく不思議な魅力があるんですよね……フヒヒ……

さらにこの二作品を交互に読んでみると、人間の命は素晴らしい!愛って最高!となった直後に人間を輪切りにしてスープ鍋で煮込んでセックスが始まり脳ががバグって変なお薬キメてる気分になってくるのでおすすめです。

 

主人公キャラも差がありすぎて


(©Z-MAN/西川秀明/スクウェア・エニックス)

愛を信じ、他人を傷つける事なんてできないと語るナナシくん


(©職業・殺し屋/西川秀明/白泉社)

かたや殺しをしては性的興奮を覚える殺し屋、イカレた銀髪の蜘蛛。

 

どうしてこうなったんでしょうね……

 

 

Z-MANはアプリの漫画図書館Zなどで無料読み放題みたいですね。
職業・殺し屋はマンガパークなどで無料で読めるようです。かぷりは購入しちゃいました。

西川先生は現在は「3月のライオン」のスピンオフ、「灼熱の時代」を連載されているそうですね。今度はこちらも読んでみます!

 

かぷりは西川秀明先生を応援しています!