かぷりちょーそ
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神代の時代からやってきたギャグおすすめ漫画!『天地創造デザイン部』

こんなに楽しそうに世界が創られていっていいのかな?と思ってしまうくらいに肩の力が抜けて笑ってしまう、ファンタジー&SF&ギャグ漫画天地創造デザイン部
かぷりもようやく読むことができました!

神様、宗教、伝承を扱った漫画といえば、同じくギャグの名作「聖おにいさん」や最近だと人間VS神々のバトル漫画「終末のワルキューレ」、それから地獄を題材に各国の伝説・伝承の類まで笑いにして取り込んでしまう「鬼灯の冷徹」などが思い浮かびます。このあたりも面白い漫画ばかりなので、そのうちご紹介したいです!

 

さて、この天地創造デザイン部。ファンの間では略して「天デ部」という、メタボの人が聞いたら思わず振り返りそうな略称で呼ばれているそうですね。

それではこの天デ部のあらすじですが

時は天地創造の完了する少し前。いよいよ神が天と地を創り、そこに生命が誕生する……という肝心な時に神様が飽きちゃった!?

そこで神様から生き物たちのデザインを丸投げ下請けに出されたデザイン部では日々創造に励もうとするが、個性豊かなデザイン部の面々と神様の無茶ぶりで、毎日が大騒動!

といった感じです。

登場しているのは神様との連絡役の天使と、ヒト型をしているものの実際何の生物なのかは不明なデザイン部の方々です。

私に何の生物なのか不明とか言われたくないかもしれませんが、実際神様が人間を作る前のお話なので、彼らが何なのかは作中でも触れてません。そのあたりは雰囲気でさらっと流すのが大人のたしなみだと思います。

天使もデザイン部の方々もみんな現代の恰好をしています。クライアントである神様の無茶ぶりにあえぐのもブラック企業現代の仕様を再現してるかのようです。親近感をもって読める人もたくさんいるのではないかと思います(ニッコリ

 

それでは、私なりの天デ部のおすすめポイントをいかせていただきます!

 

①勉強になる!

意外にも、勉強になることが多いんです。

動物のデザインにいたるまでは、はちゃめちゃな流れで進むことが多いんですが、出来上がった動物のどこがダメなのか。逆に現代でも生き残れそうな構造の仕組みはなんなのか。そういったところが生物の体の仕組みに照らし合わせて、丁寧に描かれているんです。

これは子供さんが読んでも面白いかもしれない!下ネタがきわどいけど

 

 

②予想外な生き物のデザインが楽しい

デザイン部の皆さんはほんとに好みに対する主張が強すぎる方ばかりなのですが、その好みを前面に押し出すだけ押し出したデザインが意外と採用されちゃったりするのが笑えます。

かぷりが一押しなのはグロキモカワ専攻の冥土ちゃんです!

一番下ネタも多い、見た目ゴスロリパンク美少女の彼女ですが、「生殖器が二股で」だの「オスはメスに吸収される」だのどこのクトゥルフの話?と聞きたくなるようなクリーチャーを造形してきます。

でも、それが実際に現存する生き物の話だったりするのがびっくりなんですよ!

どんな生き物なのか、それはぜひ

 

他にもキワモノゲテモノなんでもござれ、視界に入るものは全部食材な土屋さんとかもかぷり的にはおススメですね!

 

終わりに

いかがだったでしょうか

この天デ部(←気に入った)、無茶ぶりの多い日々の仕事に追われる方にも、動物ギャグを楽しみたい方にも、分け隔てなく朗らかな笑いを届けてくれるおすすめの一冊になっています。

かぷりは蛇蔵先生、鈴木ツタ先生、たら子先生を応援しています!