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あの大統領はやっぱり最強!濃厚ファンタジーおすすめ漫画『ライドンキング』

今回はこちらの作品です!

馬場康誌先生の某国大統領が異世界へ!ライドンキングです!

馬場康誌先生と言えば、ヤングマガジン連載の「空手小公子 小日向海流」がメジャーかと思いますが、ギャグなら「リザードキング」もおすすめです。ある意味場末のとんこつラーメンよりもアクが強くて濃い、通好みの作品ですが、マッチョとプロレスが好きなら読んで損はないですよ!

さて、ライドンキングのあらすじですが

 

某国の大統領は様々なものに騎乗するのが生きがい。
しかし、思いつく限りの機械、動物、果ては国家までのりこなしてしまった彼は、現在の生活に不満を感じていた。

その彼がテロリストに襲われたのを契機に、突然異世界へととばされてしまう。

そこにいたのは、ドラゴン、巨大なオオカミ、半獣半馬のケンタウロスetc……
今まで見たこともない騎乗できる生き物たち!

未知の騎乗感に魅せられて、武闘派大統領の冒険が始まる!

といった感じです。

私としては、馬場先生の書くファンタジーというだけで晴天の霹靂だったわけですが、読んでみるとああ、やっぱり馬場先生の漫画だわ、と妙な安心感がありました。

それではかぷりのおすすめポイントいかせていただきます!

①主人公がどう見てもプー〇ン大統領

はい!のっけからある意味放送禁止ワード級の問題点が来ました!

空手小公子~のころは少し抑え気味でしたが、こういう自分が好きなら何も恐れないぶっこみ具合がまさしく馬場イズムです!

一応中央アジアの最近作られたばかりの若い国家、プルジア共和国の大統領アレクサンドル・プルチノフという設定なのですが、顔がまったく隠す気もないくらいに「名前を言ってはいけないあの方」です。

正直、私は某国の部隊が馬場先生を狙うのではないかと危惧したほどです。

それと、終身大統領という肩書に神をも恐れぬ皮肉を感じるのは私だけでしょうか……?

 

②主人公がマッチョで強い

筋肉に定評のある馬場先生ですが、当然主人公のプルチノフ氏も野生のゴリラの筋量も凌ぐのではないかと思えるほどのゴリゴリのマッチョです。

さらにはたぐいまれなる格闘技術を有しており、他の異世界主人公たちが色々なチート能力を駆使する中で、すでに生身の肉体がチート級です。

その暴れっぷりも目を見張るものがあり、異世界のモンスターを相手に空手とプロレス技で立ち向かう主人公はおそらく類を見ないでしょう!

というか、そんな話を具現化できる人がたぶん他にいません。

 

③しっかりファンタジー

しかし、ファンタジー物としても満足して読める仕上がりです。
ファンタジー物のお約束は踏まえつつ、キャラやモンスターの特性に能力、それぞれの社会的な立ち位置、世界観などが練りこまれています。

正直なところ、ギャグオンリーかと思っていた私としては、うれしい誤算であると同時に、馬場先生の新境地を切り開こうとする姿勢に畏敬の念を感じました!

 

 

終わりに

いかがだったでしょうか。

これからの展開が楽しみなファンタジー作品であり、どんな難敵苦境もあの男がいれば大丈夫!と思える安心感をもって笑えるギャグ漫画でもあります。馬場先生の作品は読者を選ぶところもあるかな?と思っていましたが、ライドンキングは広い層におすすめです!

かぷりは馬場康誌先生を応援しています!