今回は登場人物紹介です!
忍者と極道の登場人物は、メインキャラで16人!
その16人には忍者側と極道側に分かれています。その名も
「帝都八忍」と「破壊の八極道」!
なんともそそる名前じゃないですか!
人数もぴたりと同じ。極道の長 輝村極道の情報網が忍者にまで届いて、同数の手練れを集めたのか、ただの偶然なのか、はたまた……?
というところも楽しみなところ!
この人数の一致から、これから行われる死闘の回数、残り人数の削りあい、次は誰がメインのストーリーなのかと楽しみが次々増えていく演出としてもうれしい限りですね!
それでは「帝都八忍」の紹介から行ってみましょう!
(以下はコミックス5巻時点での情報になります)
帝都八忍
多仲 忍者(たなか しのは)
言わずと知れた誰からも愛される主人公 しのはくん!
表の顔は普通の中学生(作中では15歳)。金髪で身長は160ちょいですが、猫背気味で少し小柄に見える少年です。
彼は幼少期に極道から受けたトラウマにより、笑いたくても笑うことができなくなっています。
他の忍者と違い特殊な能力はありませんが、信念を貫き通す心と忍者の中でも最速の手刀「暗刃」により極道をぶっ殺します。
神賽 惨蔵(かさい ざんぞう)
帝都八忍の長にして最強最古の忍者です!
年齢は推定で300歳以上。その本当の姿は誰も知りません。
1巻の中できわみさんが極道と忍者の300年に渡る争いの始まりを語るシーンがありますが、そこで出てきた忍者とおそらくは同一人物!
どんな姿にでもなりどんな能力でも使うことのできる無敵の能力「全姿全能」により、かなりの長命でもあるようです。
アイコンはどのシーンにするか悩みましたが、今回はダンディーな長で紹介させていただきます!
璃刃 壊左(あきば かいざ)
死亡
帝都八忍のNo2と呼ばれる実力者にして、現在の帝都八忍の師とも呼べる存在の壊左さん。
年齢94歳 身長162cm 体重50kg
片眼鏡の似合うロマンスグレーで、表の顔はCAFE「でいびす」のオーナーでした。能力は伸縮自在の両の手を神速で操る「如意暴」
忍者に対して抗おうとする極道の決起集会に乗り込みましたが、予想外の極道の力に命を散らすことになります。
松下 陽日(まつした のどか)
死亡
心優しく誰よりも熱い、長をして超絶無敵と言わしめる、帝都八忍の中で一番の若手(忍者歴)です。
年齢20歳 身長176cm 体重63㎏
普段は大学生として普通の日常を送っている美青年。
破壊の八極道の一人夢澤と対決し、空を飛びすべてを燃やしつくす「灼華繚乱」で圧倒的な戦力差を見せつけましたが、極道の生き様に揺れた心の隙を突かれ、命がけのチームワークの前に夢澤と相撃つことになりました。
病田 色(やまだ しき)
死亡
礼儀正しく妖艶な大人の女性。
年齢28歳 身長172cm 体重……コミックス4巻で確認してください笑
体から特殊な香を発する「水晶髑髏」を身につけるための厳しい訓練のためその顔は爛れており、いつもは下ろした髪で隠しています。ひとまわり近く歳の離れたしのはに秘めた想いを抱いていますが、その想いのために隙を作ることとなり、ガムテとの戦いで命を落とします。
しかし、その心だけは最期に救われることになるのでした。
覇世川 左虎(はせがわ さこ)
呪血の忍者兄弟(じゅけつのにんじゃブラザーズ)の兄。
身長約180cm。表の顔は患者に触れることなくオペを行うという神技を披露する天才外科医です。
己の毛髪を自在に操ることで瞬時に目標を寸断する「凍剣執刀」で病魔だけでなく極道をも切り刻みます。
邪樹 右龍(やぎ うりゅう)
呪血の忍者兄弟の弟。
身長約205㎝の帝都八忍で最も巨漢(長を除く)
兄と姓が異なる理由は現在不明。見た目も性格も物理的にも骨太な男性です。
体の骨から発する圧電を回避不可能の電撃にまで昇華した「不死身の電気漢」を放ちます。表の顔はやり手のホストで、その技の名前の通り、極道も女もシビレさせちゃいます。
斗女たん(とめたん)
5巻時点では名前と後ろ姿しか判明していない帝都八忍最後の一人。
呼称の通り小柄な少女で、他の忍者も信頼を寄せる実力者の様ですが、現在は別件で渡米していて今回の極道との戦いには参戦していません。
破壊の八極道
輝村 極道(きむら きわみ)
今回の忍者VS極道の戦いの口火を切った人物ですね。
表の顔はおもちゃ会社に在籍するサラリーマン。誰からも好かれる人柄の好人物です。
裏の顔は夢澤率いる竹本組の裏組長。
その殺しの技術は、過去に彼が在籍していた暗殺集団の中でも飛びぬけていました。
更に人心掌握術に長けており、異常なほどのカリスマ性を持つかと思えば、真っ向から敵対していた相手ですらも肩を組んで談笑するほど、人の心にすっと忍び込んでいきます。
しかし、肝心の彼自身には感情というものがなく、理屈では理解していてもそれがどんなものなのかは理解することのできない欠落した人間です。
”殺人(ころし)の王子様” 輝村 照(きむら てら)
顔にガムテープをあちこち貼り付けた小柄な少年。
姓からわかる通りきわみの息子にあたります。普段はふざけた言動の多いキャラですが、それも幼少期の体験から感情と脳の構造が一部異常をきたしているが故。常に悪だくみをしていて、その矛先は父親であるきわみにも向けられています。
少年少女ばかりを集めた殺人集団”割れた子供たち”(グラスチルドレン)のトップ。
内臓の一部に特殊な傷をつけることによって毒に耐性のある忍者でさえも屠る極道技巧「疒(やまいだれ)」を使います。
”仁義の大侠” 夢澤 恒星(ゆざわ こうせい)
死亡
年齢38歳 身長223m 体重182㎏
心優しき巨漢で組員からも信望が厚いが、不器用で破壊の八極道の中では最も凡夫との評価を受けている男です。
しかしその心は対峙した帝都八忍の陽日の能力に負けず劣らずの熱さであり、終始不利な戦いながらも命を賭して忍者に一矢を報いました。
使う極道技巧は「進撃の極道電車道(しんげきのヤクザライナー)」己の身を省みず、ただただ愚直に敵に向かって突貫するというなんとも夢澤らしい技でした。
”暴走族神(ゾクガミ)” 殺島 飛露鬼(やじま ひろき)
死亡
日本の暴走族を史上初めて統一した「暴走師団 聖華天」の元トップ。圧倒的なカリスマ性は、その一声だけで全世界から5万人を一日で集めるほどです。
大人になってどうしようもない絶望を抱えた彼は、同じ想いを抱えた仲間を集め、孤独を叫ぶようなテロリズムを行うのでした。
彼の極道技巧は跳弾を自由自在に操る「狂弾舞踏会(ピストルディスコ)」、そして自分の頭蓋内を用いて跳弾させた弾で奇襲する「世界の終わり」を用いてしのはを追い詰めますが、あと一歩およびませんでした。
極道側は5巻時点でもまだ半分ほどしかその素性は判明していません。どうやらただの極道ではなく、不動産・金融、芸能、格闘、医療の世界での実力者であることが示唆されていました。どんな特殊な敵が出てくるのか楽しみですね!
現在のところはこんなところでしょうか。
新しい情報がでたら、また随時更新したいです!
引用したイラストは「忍者と極道 著:近藤信輔 講談社」より抜粋させていただきました