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グラップラー刃牙が30周年を迎えてBLに目覚めた話

今年はグラップラー刃牙30周年!

ということで、さまざまなプロジェクトが始まっています!

ポータルサイトオープン!

ファンアートコンテスト!

アニメ範馬刃牙放映決定!

などなど、ファンの方々なら歓喜の大盤振る舞い!

勇次郎も「マイッたなこりゃ……」と驚愕すること請け合いなわけですが、そこで私の目を引いたのはこの企画です。

!?!?!!!?

何があった。グラップラー刃牙。

確かに刃牙は男同士、肉体と肉体の激しいぶつかり合いを描いた作品ですけど、こういう意味じゃない

これが公式として認められるとは、板垣先生も懐が深い……

裾野の広がりまくった刃牙ワールドの中で、ちょっとニッチな嗜好をも拾っていただける、そんな試みだと思っていました。

 

 

ところが今週号の刃牙です。

現在のメインストーリーキャラクターとなっている宿禰さんが興味をもったのは、言わずと知れた「地上最強の生物」

なのでここの所お呼びのかからなかった勇次郎さんに古代相撲が挑むエキシビジョンマッチが開催される流れなのですが、その前に幕間劇が挟まれます。

大統領宣誓に並ぶ有名文脈の、これが範馬に流れる血だ!というやつですね。

範馬DNAを持つ人々は、その肉体にも鬼の貌だとか脳だとかに非人間的なところがあったりするわけですが、今回はまさにそのもの。血液成分から発覚した事実の話題でした。

男性ホルモンのテストステロンが通常の10倍!

勇次郎さんハゲそうで怖い。

ちょっと調べてみると、テストステロンが多すぎると精神面にも影響が出るそうですが、曰く

「リスクを恐れない姿勢や反社会的行動、コンタクトスポーツ(相手の体に接触するスポーツ)をあおる、ある種の攻撃性を促す」
「協力から遠ざかり、自己中心的な態度をとり、他人の意見に耳を傾けにくくなることもあるかもしれない」

……もうあの勇次郎さんのドヤ顔しか浮かんでこないですね。

この人外の数値の意味するところは何なのか。

超雄度なのか。

規格外の戦闘力なのか。

この結果の専門家の意見はこちらです。

やってくれましたね。

これは間違いなく全世界総受け宣言

ニッチな嗜好を拾うどころか、完全にメインストーリーでも公式の流れとなっていました。

皆さん。これは本気ですよ。

刃牙の面々がBL界に殴り込みだあッッ!

 

 

追記

実はここで私個人にとっては重大な問題がありまして。

私としては公式の見解は解釈違いなんですよね。

私が見たいのは、数多の闘士に思うがままにされ、完全に雌の顔になった地上最弱の生物なのですが……

このプロジェクトが成功して活動が大きく広まれば、きっとその中から私の同志が産まれ、供給があるに違いない!そう願ってやまないところであります。

かぷりはグラップラー刃牙を応援しています!