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※ネタバレあり ハコヅメ別章 アンボックス 第四回まで読んで

今回は週刊モーニング、もしくは配信を追っている方にしか伝わらない話ですいません。
ただいま連載中(2021/2/18時点)のハコヅメ別章アンボックス。

未読の方は下から追跡できます↓

私はハコヅメの暗い展開というのが想像できなかったのですが、これはかなりきてますね~

もともと作者様からも「題材は殺人事件で、楽しいことは何も出てこない」と明言してるだけあって、ストーリーの大筋の着地点が暗いところしか見えません。

室内に大量の血痕が残った状態で被疑者被害者双方とも2日以上足どりが掴めないというのは、すでに最悪の状況であることは示唆されてますもんね。

しかも、事件のために関係のない過去を掘り起こされた女性と、その風評被害に今から立ち向かうカナさん含めた新米コンビ。横井さんの助けがあるとはいえ、そこにあるのは地獄でしかない。おまけに加害者と目されるあの男の性格からして、責任転嫁をしてさらにるみさんを貶めるとか、反省悔悛のない逮捕シーンでさらに暗澹たる気もちにさせられること請け合いです。

そしてさらに、今週号での西川さんの突然の体調不良。


不穏しか感じないこの笑顔。

もうせめて、本当に一時の問題で終わってほしい(泣)

でも、別章に入る直前に身内の中にも何かの不幸が起きることは示唆されているので、やっぱり予断を許さない状況です。

 

 

それと、ここにきて第1話でカナさんと源さんの過去に関して触れられていたことが気になってきました。

私は最初、あれはこういった事もあるという舞台装置の一つなのかなくらいに考えていました。警察組織の特殊性を示す一例として、ということですね。
ですが、今週号での源さんの通例ではあまりないような不可解な配置。カナさんと源さんの事情を知っている横井さんとの臨時チーム結成などがあると、残り6話で全てを伏線として回収する予定なのではないかとゾッとしてしまいます。
だってその話題は触れて表に出しても、きっと誰も幸せにならない、まさにパンドラの箱。

 

それから、私は作品紹介バナーの横にちらほらみかけた「この中に裏切者がいる」というあおり文の人物が誰なのかもまだわかりません。見当をつけようとして、あの人かもと一瞬考えても、その人を疑ってしまうのは逆にツラいというか……

青年向け漫画は全く救いのない展開でも有り得るのがこわい。

でも見ちゃうんですけどね!
どんなに救済のない絶望が待っているのか、どうしても楽しみで仕方がない!
この私の性癖をずんずんついてくるハコヅメ別章 アンボックス
来週も期待してます!

 

 

引用したイラストは「ハコヅメ別章 アンボックス 著:泰三子 ©モーニング」より抜粋させていただきました