さて後半戦です!
とは言っても……ここからは鬱展開いいいい!!
もう、何度くじけそうになったか分からないです……
で、そんな中で気になったところをいくつかピックアップ!
まずは使徒、侵入のここですね。
『新世紀エヴァンゲリオン』第十三話より©カラー/Project Eva
こんなとこに悪口書いてある!って初見の時は笑っていたのですが、2週目の時にきづいたのが、これって赤木母娘のどっちかが書いたんですよね……
怖っ!
母が書いたなら完全に心霊スポットみたいなもんですし、娘が書いたなら恨み節がすごい。
それから「四人目の適格者」~「男の戦い」
の流れでぶち込まれたこのシーン。
『新世紀エヴァンゲリオン』第十九話より©カラー/Project Eva
さらっと流されてますけど、どう見てもトウジくんの足が………
視聴時にはここで鬱展開がくるなど夢にも思わず、Twitterでも「四人目って、イケメンって噂のカヲル君かな?」なんてうきうき発言をしていた私に突き付けられたのがこれです。
しかも、トウジくんが初号機に握りつぶされて、それでも命があって、意識が戻って、よかった。委員長もいるし立ち直れるよね……シンジくんともまた仲良くなれるよね……と思っていたら、文字通り自分の足では立ち直れなくなっているという現実。
やめてええええ!こういうあげて落とすのほんとにやめてええええ!!!
しかもここでトウジくんと委員長は物語の中からフェードアウト。ペンペンの預かり先としてちょっと名前が出てきたりはありますが、この寂しいシーンを最後に二人の明るい姿を見ることはなくなってしまったんですよね……
しかし、次の男の戦いでは大興奮!
『新世紀エヴァンゲリオン』第十九話より©カラー/Project Eva
ここ!ここはほんとにシンジ君がかっこいい!かっこよすぎる!
最初のエヴァンゲリオンに乗るか悩んでいた時と全く同じ構図ですよね!ここで叫ぶシンジ君にはもう、一緒に戦いを駆け抜けてきた視聴者視点と、成長を見守ってきた保護者視点のようなものがごちゃまぜになって、もういい!いけ!いってしまえ!シンジ君!最強の使徒!?そんなもん蹴散らしちまえ!ととんでもなくカタストロフな展開に大期待!
見守るゲンドウさんもひそかにかっこいい
『新世紀エヴァンゲリオン』第十九話より©カラー/Project Eva
ですが、快進撃もここまででした……
心のかたち、人のかたちではどうにかシンジくんの生還に安堵したものの、その後は
加地暗殺
アスカ精神崩壊
レイ自爆→クローン体変更、記憶喪失
カヲルぽっちゃん
1話ごとにこれですよ!?
しかも赤木母娘は二人ともゲンドウに弄ばれてるわ、ユイさんは初号機に取り込まれてるわ。
そして、加地さんを殺したのもあれ、私は最初はミサトさんかと思ってましたけど、どうもリツコさんみたいですね……
(劇中では拘束されたミサトさんの解放→所持していた拳銃の返却→誰が相手かはわからないが、親しげに話しかける加地さん→銃声 の流れだったので、ミサトさんなのかな?留守電のメッセージを聞いた時の涙は手を下した後の後悔だったのかな?と思っていたのですが、その後の話の流れからどうもミサトさんではなさそうでした。そうなると、拳銃所持者で加地さんと気の置けない間柄で、ゼーレもしくはゲンドウの邪魔になった加地さんを殺す役割を担いそうな人は……という推測です)
なんかもうゲンドウは1億回くらい死んでいいです(2より上は桁がハネ上がるオタク)
ここまでの展開が繰り広げられたうえで「終わる世界」と「世界の中心でアイを叫んだけもの」が放り込まれるわけですが
正直、なんだこれ!ですよ
当時も予算と時間の関係とか、深いテーマを込めたメタ表現だとか、映画版の演出が当時としても地上波で放映できない内容だったからなど色々憶測が飛び交ってたみたいですけども、ある種の放送事故を疑いたくなるようなお話でした。
当時のオタクの人たちはよくあれを受け止めましたね(いや、全く許しはしなかったのかもしれないですけど
『新世紀エヴァンゲリオン』最終話より©カラー/Project Eva
とりあえず、ギャル波さんは可愛かった。だからシンジ君もこんな世界があってもいいなって思った。私の中ではそういうことにしておきます。